商品の詳細
商品名:陽明学大系第四巻 陸象山
出版社:明徳出版社
定価:¥4300+消費税
内容:朱子と同時代で王陽明に先立ち心と理との同一を標榜した陸象山の文集・詩・語録とその後の楊慈湖並びに陳白沙の文集・詩を掲載した本です。白鹿洞書院における講義や太極図説を巡る朱子との論戦などが納めされております。このように性と理 心と理という命題は置いておいても、大変含蓄のあるものが多く、啓発されます。どの時代でも同じようなことが起こっていることを深く痛感します。聞と達の命題なども良い例でしょう。やはり一番重要な物はなにか?が確立されていないことの弊害を痛感させられます。白鹿洞書院講義は、その重要性を再認識させてくれます。人間とはどういうものか?という省察から肯綮に中るものです。志の違いが、時間とともに千里の隔たりを生む。義という命題を正義と捉えるのは間違いです。これを見出すために先人は日々努力した、多くの経験を積み重ねていったことに深く思いを致さねばなりません。後に叉は東西四方に聖人が現れてもこの心は同じと言っておりますが、聖人ではないですがMacReven大将のテキサス大学卒業式でのスピーチを聞き、その卒業生の反応を観ても、東西・人種や基礎になる考えは違えどもその心は同じであるのだなあと感じます。Youtubeで公開されておりますので、一度見てみてください。言論人の論説など足下にも及びません。大学の一番最初の講義で、恩師は”諸君はやっと自ら学ぶ入り口に辿りついた。これからは今以上に研鑽を積まなければならない”と言われ、目が醒めた思いを抱いたことを思い出しました。これを拡充していけば君子終日乾乾と言っていいでしょう。人生喜怒哀楽を出ず、仕事も信賞必罰を出ず、発して皆節に中るを和と言うということを考えさせられる。和は宥すということで、許すではない。和とは大変厳しいものです。そのようであってこそ、和をもって貴しとなすのです。本を立てるという面を強調する立場から心即理といい、論語など経典の条文には一つ一つ理があり、それが一貫通じて道に入る面を強調する立場から理一分殊といい、一つの条文を読んで一日そのことだけを考える工夫を弟子に繰り返し説いております。どちらにも得失があるのは致し方がないものと思います。
尚、本にマーキングがありますので、写真で確認してください。
商品の説明
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![陸象山 (上) 陽明学大系 第4巻(宇野・安岡 監修 荒木・岡田・山下 陸象山 (上) 陽明学大系 第4巻(宇野・安岡 監修 荒木・岡田・山下](https://www.kosho.or.jp/upload/save_image/1000200/20221220174807393075_754ea87cf062b4edee9b446b8aef53bc.jpg)
陸象山 (上) 陽明学大系 第4巻(宇野・安岡 監修 荒木・岡田・山下
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